MacBook Pro2010
【MacBook Pro2010】SSDに交換とクローン手順の注意点【2023年版】

開いてくださりありがとうございます
数少ない「MacBook Pro2010」ユーザーさん、いらっしゃい!
Mac歴13年、朝ごはんは朝マック⋯探究心旺盛に何でも挑戦しちゃう孤独なブロガーめい(フォローする)です🍔
さっそくですが今回は「純正のHDD 250GB」から新たに購入した社外品の「SSDに改装」して更なる速さを得た体験談をお届けします。
この記事を最後までお読みいただける事であなたのMacは確実に速くなる未来が待っている。
今こんな状態を経験していませんか?
・「ログイン画面が表示されるまでの煩わしい時間」
・そして「そこからのトップ画面で操作が可能になるまでの謎の待ち時間」
想像してみてください・・・それが一切なくなります
まるで童心に還ったかのようにワクワクした気持ちを体験でき、時短された快適なパソコンライフがあなたの人生の時間を有益に使えるメリットに変換されることを。
▼⋯目次⋯▼
MacBook Pro2010 SSD交換
まずはじめに準備するもの
『Crucial SSD 500GB & SATA3変換ケーブル付き』
こちらはお好みで250GBや1TBを選んでください。そこまでパソコン自体にデータを保管しない場合は無難な「500GB」を選んでおくと良いです。
この「SSD」だけではパソコンに繋がらないので今回一緒にセットとなっている「SATA3変換ケーブル」は必ず必要!!!
Macの裏蓋を開けるためにこれも必要です
『精密ドライバー』
メガネの小さなネジを締めるときに使うような精密なドライバーと、今回のMacを分解した際にHDDが固定されている部分が特殊ネジ穴なので必要となります。
SSDのフォーマット作業

フォーマットとは?



SSDへの作業手順
事前に準備をしておいた「SSDとSATA3ケーブル」を繋いで、それをMacに差し込みます。すると「ディスクユーティリティ」の画面に移るので、このときに⋯
名前:「任意の名前をつけてください(ssd 500GBなど)」
フォーマット:「APFS」
方式:「GUIDパーティションマップ」
上記の選択をして最後に「消去」を押す。
この次の選択肢で「速さ」と「安全に」どちらかを選べますが安全にフォーマットを選ぶととんでもない時間を要求されたので、初期のバーのまま(左寄せ)「速さ」重視でフォーマットを開始。
Mac SSDのクローン
まず簡単な解説ですが「クローン(内部データの複製)」をする方法はいくつか存在する。しかし今回は初心者のあなたでも迷うことなく簡単にクローンできるアプリを使いますね。
「Time Machine」でデータのバックアップを念のために取っておきましょう。
- パソコン画面の一番上に「アナログ時計(5時を示している)」みたいなマークがWi-Fiの左隣の隣にあります。
- 「今すぐバックアップを作成」を選択
Carbon Copy Clonerを用意
以下(CCCと略)、まずはじめにネットで「Carbon Copy Cloner」と検索します。
「CCC6」と「CCC5」があり、6のほうが最新バージョンですが。6をダウンロードしてみると「MacBook Pro2010」は6は未対応だったため、「CCC5」をダウンロードして無事に使えました。
緑色で囲われた「Download CCC 5」を押してダウンロードする。
ちなみに、このCCCは有料で販売されているアプリです。
しかし今回ダウンロードした試用版で使うと「30日間限定で無料」で使える。もし使ってみて「また使いたいな」って思われた場合は有志で課金可能。
無料で使いたい場合は、今回使った後は「とくに何もしなくてOK」なので使用後にアプリケーションから削除しておくとストレージのゴミとなりません。
あとで勝手に月額料金を請求されるなんてこともありませんので安心して試用版をダウンロードしてください。


MacBook Pro2010のHDDからSSDへ
「Carbon Copy Cloner」の使い方はとても簡単なので不安になることはありません。
- フォーマット済みのSSDをSATA3ケーブルでMacに繋ぐ
- CCCのアプリを開く
- 左側「ソース」に『いま内蔵されているHDD』を選択。(すべてのファイルをコピー)
- 真ん中「コピー先」に『今回購入したSSD』を選択。(SafetyNet 入)
- 右側「メールを送信しない」
- アプリ画面の右下にある「クローン」を選択
- あとはじっくり待つ!!

クローン終了後はSSDを取り外す。ここで達成感はピークですが⋯まだ本作業が残っていることを忘れてはいけません!!
MacBookPro2010を解体してSSDを取り付け
必ずMacの電源を「完全にオフ」してから作業を開始しましょう!
裏蓋のネジ外し
長いネジが3本と小さなネジが7本あるので絶対に無くさないよう外していきます。
もしこの機会に「メモリ増設」をご検討されている方はご一緒に作業されると、この面倒なネジ外し一連を有効に進められます。
HDDからSSDへ
まず初めに左下「透明なビラビラ」が付いていると思います、そのビラビラが生えているライン上に「黒い細長なバー」のようなものがあります。
そして2本のネジが付いているので緩めると黒い細長なバーのようなものは取り外せるので、これでようやく既存のHDDを持ち上げる事ができます。
透明のビラビラを引っ張るとHDDは持ち上がりますが、下にフレキシブルケーブルが繊細に付いているので千切らないように気をつけてください!!!
そのフレキシブルケーブルとHDDを繋ぐ部分をゆっくり離すとHDDは取り外せる。このときHDDの外周側面部分に4本の特殊ネジが付いているのを確認できたと思います。
この特殊ネジを精密ドライバーで外して、SSDに同じように取り付けましょう。
一連の手順を折り返す
HDDがあった場所にSSDを入れます。忘れずにフレキシブルケーブルも差し込みます。
そして裏蓋を閉じて外した時と同じようにネジを入れていく。次はいよいよ最終章の突入!!!
MacBookPro2010のSSD交換後・注意点
「?」マークが出ちゃった
はい、そうです。
このまま電源をオンしてもMacは認識できずに「?」が出ちゃいます。分かりやすく説明すると・・・

例えるならば「引っ越し」なんですよね!
「前の住所で回収した家具・家電」を新居に運ぶ〜。まではいいのですが『新居が無い』状態なんです今。
だから引っ越し屋さんがめっちゃ困っているのと同じ状態をイメージしていただけると大変分かりやすいですね。じゃあどうする?
「command + R」の同時押しで電源オン!
「?」が出てしまい、何も動かせない場合は一旦キーボード右上の「右上」にある「物理ボタンで電源オフ」にします。
完全に電源がオフになったことを確認して再度電源ボタンを押すのですが、このときに⋯
「command + R」のキーボードボタンを同時押ししながら電源をオンにします
すると「言語設定メニュー」が現れるのでお好みで「日本」を選びます。
そして『macOSユーティリティ』の画面がジャーン!!と現れるので「macOSを再インストール」を選択して「続ける」を押し数分待ちます。

時間経過後〜、ようやくログイン画面に切り替わり従来のままログインします。そして不備がないかを一通り確かめておく。問題なければ次の工程へ。
MacBook Pro2010のSSD交換後のトリム
TRIM機能とは?
せっかくSSDにしたのに速度がイマイチ恩恵を感じられない⋯その原因が「トリム有効化オフ」状態だったりします。
この「トリムを有効化」しておくことで速度の向上が期待できるようになる機能。
じゃあトリムの確認方法は?
- 「アプリケーション」
- 「ユーティリティ」
- 「システム情報」
- 「SATA/SATA Express」
- ずっと下へスクロール「TRIM サポート : いいえ」
おそらく「TRIMサポート」が「いいえ」になっているので設定で「はい」にしてあげます。
TRIMの有効化
- 「アプリケーション」
- 「ユーティリティ」
- 「ターミナル」
- このとき下手にキーボードには触れないでください
- 文字入力で「sudo trimforce enable」と入力して「Enterボタンを1度押す」
- 「Password:🔑」の文字がコード上に表示されるので「あなたのログインパスワード」を入力する
- 長文が表示されたら「y」とだけ入力して「Enterボタンを1度押す」
- また文字が表示される(再起動してもよろしいですかと聞いている)ので「y」と入力して「Enterボタンを1度押す」
- 若干の不安になる無の時間が流れますが、何も触らずに数分放置すると再起動してくれます
で、先ほどの「トリムの確認方法」で「TRIM サポート:はい」になっていれば作業終了です。お疲れ様でした!!!
MacBookPro2010のSSD交換後
もしかすると⋯
「Safari」がセキュリティアップデートを求めてくるかもしれません。
App Storeの「アップデート」画面で最新版にしてあげてください(最新版ではないけど、このMacでは現状の最終形バージョン「Safari 2020-006 13.1.2」)
僕はいまだにSafariでネットを観てますが、この際にChromeを使うほうが良いですよ。なぜならSafariだと現状のサポートが終わっているため表示されない画面もあります。
もしかするとこの記事に貼られているリンクも「リンク」とだけ書かれているかもしれません。スマホやChromeだと問題なく観られます。
そんなChromeですら近い未来には同じようなサポート終了で強制的な最新Macへの買い替えが必要になる日が必ず来ます。
▼興味があればこの機会に最新版へどうぞ
まとめ:MacBook ProのSSDが重要
- 冗談抜きで本当に速度が速くなった
- Photoshopの立ち上がりが激変してストレスフリー
- 電源オンから1分以内にトップ画面にたどり着く(内蔵データ240GBも使っている僕でも)
- メモリ増設16GBを組み合わせることで真の力が発揮される!
- 作業効率が格段に上がり、これまでの無駄なローディング時間を今は有益に活用できている
- 悩む前に今すぐSSDを購入してください!!
▼『1TB』
▼『500GB』
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SSD交換を終えて最後に一言
Mac2010の貴重な情報

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この記事の執筆者

【執筆者:めい】
当サイト「May15のゲーム屋」の運営者 兼 ブロガー
Mac歴13年 ⋯まだまだ現役でMacBook Pro2010は健在してます!
ショッピングマニア ⋯何が使えるか分からないけど「とりあえず買ってみる」精神の破天荒なチャレンジャー
貴重なMacBook Pro2010情報発信者 ⋯少数派の同志さんたちに有益な情報を届けたい!そんな強い信念で活動を孤独に頑張っている。
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